テオ

ヴィクトリア戦争の孤児で、クーリエに引き取られた。その出自ゆえに組織的ないじめを受け、瀕死の状態でエマに助けを拒まれて死亡。これがクーリエを追い詰める最後の一撃となった。その遺体は紫の炎に侵食され、ブリジットが持ち帰った「小さな棺」は街全体の良心を呼び覚ますための鍵となった。集団での還火の儀式において、彼はエマの涙の中で生まれることのなかった子供として、そして守霊人の歌の中で霧の中に消えた者として姿を現した。