フェルディナンド

ライン生命エネルギー科主任、ホシグマの師匠。非常に自信に満ちており進取的で、自らの約束を必ず実行する。長年にわたりライン生命のために豊富な資源支援を獲得し、各科の研究開発を大いに推進してきた。ライン生命の発展を非常に重視しているが、行動は過激。総責任者の権限を形骸化させようと企み、軍と協力関係を結び、ライン生命の拡張計画を実現しようと画策した。359号基地事件の際、基地の指揮権を通じてライン防衛科のメンバーに359号基地の開拓者へ「伝達物質」を注射させ、その後開拓者に配布された医療リングに埋め込まれた受容器を利用して「覚醒」の出現を操作した。計画が失敗した後、軍に指名手配されたが逃亡。脱出通路で自身の脱出車両を破壊したホルヘヤと遭遇し、ホルヘヤが用意したパワードスーツを着用して荒野へと向かわざるを得なくなり、復讐を企む開拓者と遭遇した。トリモント弧光事件の前に軍によって連れ戻され、その後軍のために働くことを強いられながらも実際の行動でライン生命を守り、その過程でパルヴィスや流浪者と交流することで徐々に初心を取り戻し、空中で地上では決して得られない貴重な科学資料を数多く収集した。事件終了後、ライン生命に復帰し、再びエネルギー科主任に就任した。