カドール

グラスゴー帮（グラスゴー・ギャング）の一員。仲間たちと共にノーベルト地区の拠点として「Jawbreaker（ジョーブレイカー）」拳館を運営し、ヴィーナや彼女に従ってヴィクトリアを去ったギャングの仲間たちの帰還を待ち続けている。 性格は衝動的で、ヴィーナの正体については全く知らなかった。ノーベルト地区がサルカズに分離された後も、ベイルドやデルフィーンと共に拳館を守り、避難民の受け入れを続けていた。 落日街ホテルの物資を巡って暴動が起きた際、モーガンがヴィーナの身分を明かして難民を導いたことで、彼女が王位継承者であると知る。だが、生来から貴族を嫌悪していたカドールは、その事実に強い反感を抱き、深い溝を生むこととなった。 デルフィーンの正体を知った時も同じ態度を取り、最終的にはウィンダミアの旗艦への同行を拒み、ひとり去る道を選んだ。 その後はロンドニウムおよび周辺でサルカズと戦いながら拳館を守り続け、グラスゴー帮の帰還を見届けた後、正式に姿を消した。