黄金色の夢郷

ミュルジスが丹念に選び抜いた礼装。上半身は朝の陽光のように明るく情熱的で、下半身は月夜の湖面を思わせるように穏やかで静か。華やかさと荘厳さが完璧に調和した一着。 時がまるで止まったかのような、金色の大広間、金色の夢――そう思ったその瞬間、ひとりの精霊がアーチの下から現れ、優雅にあなたへと微笑みかける。その瞬間、止まっていた時間が再び動き出す。